新しい幸福政策~香水がもたらす新時代のスタイル~

 

香水、、、、

 

皆様は、どのくらいの頻度でつけていますか?

女性で着けていらっしゃる方は多いと思いますが、男性はいかがでしょうか?

 

現在日本では、香水文化があまり浸透しておりません。それは欧州の文化との違いが根本的な原因でもありますが、様々な嗜好品が誕生する中、「香水」というアイテムを使わないことは損をしていると思います。化粧品市場が約1兆5000億円のさなか、香水市場はそのうちの約400億円しかありません。香水の素晴らしさと可能性を、本日はお伝えしていきたいと思います。

 

 

 

1.香水って素晴らしい、大好き

 

香水の素晴らしさは、誰しもが知っていると思います。けど、実際に身にまとっている人は少ないのが現状。そこでもう少し別の角度から、香水の素晴らしさを伝えようと思います。

 

香水を楽しむのに必要なのは、当然ながら「嗅覚」です。

しかしながら五感のなかで、「嗅覚」を主役に狙ったものというのは、あまり多くはありません。例えば、音楽は「聴覚」、読書やアートは「視覚」、カフェやレストランは「味覚」、マッサージやいちご狩りなどは「触覚」を中心にビジネスとして形を成しています。聡明な皆様ならもうお気づきでしょう、「嗅覚」が主役として行われているビジネスって少ないのです(例を挙げるならば、アロマテラピーや香水、シガレットバーなどが「嗅覚」が主役のビジネスとなっています)。

 

ビジネスとして利益があまり見込めない今日、

「嗅覚」はあまり重要視されない「脇役」へと成っていったのです。

 

しかしそんな「嗅覚」には、充分すぎるほどの魅力があります。

それは、においを感知する嗅神経細胞は数週間から3カ月の周期で生涯生まれ変わるため加齢による衰えがなかったり、記憶の再現能力(思い出すこと)がどの感覚よりも優れていたり、嗅覚の感度は味覚より百倍~百万倍も感度が高かったりなどがあげられます。

 

これってすごい素敵じゃないでしょうか。

いい景色や、あの日流れた音楽を思い出せないときは、ぜひ匂いを思い出してみてください!!

 

また、匂いは生涯楽しめるため、「香水」は、目や耳に障害がある方や高齢の方でも関係なく楽しめる「最強のエンターテイメント商品」なのです!!

つまり世界平和に「香水」というのは、有効な手段であるわけです。仮に私が、資産額1兆円を超す超大金持ちだったら、迷わず世界に香水を配るためのプランを練って資産の9割を投資し実行すると思います(文化や貧富の違いから生じる問題は、ここでは置いておいて)。

 

さあ!!香水の素晴らしさに気づいてしまったあなた!!

 

どんどん周りに香水の素晴らしさを伝えていきましょう!!貧乏な心も、怒った男も、泣いている女も、みんな香水で幸せになってください!!

 

 

 

 

2.香水にまつわる言の葉

 

香水にまつわる言の葉をここでは3つご紹介します。

WEB上で、香りを体験することはまだできないため、言葉を脳にやきつけ、香りを想像してみてください!!

 

「長い時が流れ、人が死に事物が壊れ散り果てて何ひとつ残らなくなっても、味と香りだけは残る。それは何よりもはかないのに何よりも私たちの心に残り、何よりもつかみどころのないのに何よりも忘れがたく、けっして私たちを裏切らない。それは魂のように、すべてが朽ち果てた後も記憶に残り、私たちを待っている。味や香りのエッセンスのほんの小さな一滴からも、記憶の壮大な建築物が浮かび上がってくる

 

(『失われた時を求めて』から引用)

 

「香水をつけない女に未来はない」

 

(ココ・シャネルの言葉)

 

「極めようとすればするほど、香りの虜となる。心の内に住まい、私たちの要となる

 

(調香師エドゥモンド・ルドニツカの言葉)

 

以上3つ、いかがでしょうか?

香りにまつわるストーリーは、私たち人間が生きていく中で必ず存在していると思います。そんな素敵なストーリーを思い出すために、または創り上げるために、香水を身に着けるのもひとつの選択肢ではないでしょうか。

 

香水業界では、もちろん「嗅覚」が主役ではありますが、「視覚」に対しても素晴らしいアプローチをしています。それは香水それぞれのキャッチコピーであったり、美しい香水瓶のフォルムであったり、様々な形で主役の「嗅覚」を想起させる努力を緻密に行っております。数ある香水のキャッチコピーで美しいと私が思うのは、『アルページュ』の「約束は何でもしてあげて。でも本当にあげるのはアルページュ」という文です。美しいキャッチコピーで香水を選んでみるのも、一興ですね。

 

 

3.香水のことをもっと

 

皆様に香水のことをもっと知ってもらいたい!!

そんな想いから香水にまつわるものをご紹介させていただきます。

 

・記事

 

「香水を作りたがらない日本の化粧品会社」

http://www.azaban.com/editions/?eid=1475

 

「嗅覚 - The Scence of Smell」

http://japanfragrance.org/forum/category/smell/

 

・本

 

『資生堂のエレガンス』永嶋久子、1999年、小学館

日本で初めて香水をだした資生堂を支えた人のお話、資生堂の香水「禅」に関するお話もあるのでおすすめです。

 

『フレグランス 香りのデザイン』広山均、2000年、フレグランスジャーナル社

→香水の歴史から香料に関することまで、幅広く解説した一冊!!

 

『フォトグラフィー 香水の歴史』ロジャ・ダブ(著)、新間美也(監修)、芳村むつみ(翻訳)、2010年、原書房

→香水瓶の写真や当時の広告を交えながら、香水の魅力を120%伝えている素晴らしい一冊

 

 

・映画

『パフューム ある人殺しの物語』2006年、ドイツ・フランス・スペイン合作

→調香師のお話。ちなみに題名は気にしないでください(笑)。ラストは衝撃的なので、ぜひ見てほしい!!

 

 

できれば本を読んでほしいのです(笑)。URLのある2つの記事は、香水に対する見解や解釈をわかりやすく伝えております。この記事を見て香水や嗅覚が気になった方は、ぜひチェックしてくださいね!!

 

 

 


 

 

 

香水って、本当に素晴らしいものです。

その魅力は、宇宙のように広いです。

 

香水業界が右肩下がりの現状、もっともっと香水への認知が広まれば幸いです。映画『ペイフォワード』では、自分が受けた善意や思いやりを、その相手に返すだけではなく、別の3人に渡すというやり方で、世界を変えようとしました。香水も『ペイフォワード』と同じように、世界中に伝染していければと願っています。

 

それでは最後にひとつお伝えします。

 

香水をぜひ、あなたの身近な人にプレゼントしてみてください

賢者の贈り物として