常連デザイナーの思索 ー第3回ー【高円寺 富士川食堂】のロゴマーク

 

この連載は「ききみみ堂」常連客のデザイナーである私が、その時考えていること(大体デザインのこと)をつらつらつらと書いています。何を書くかはその時の私の気分次第です。

 

 

今回紹介するのは、高円寺にある【富士川食堂】のロゴマークです。

 

高円寺は質の良い古着屋や雑貨屋が多く軒を連ね、雰囲気の良い料理屋や喫茶店もいたるところにあるので、東京の中でも随一の街だと勝手に思っています。

 

今回紹介する富士川食堂は、高円寺駅の南側のアーケードと西友を結ぶ道にある趣ある定食屋さんです。こちらは夫婦で経営しているようで、おじいさんの威勢の良い接客がとても印象的です。

メニューは豊富にあり、しかもどれもリーズナブルです。ただし、あまり迷っているとおじいさんに急かされます(笑)

 

それではデザインの話を。

 

この食堂のロゴマークは、見てもらえばわかる通り、老舗の食堂の雰囲気とは対照的ポップロゴマークで、初めて見たときは思はず二度見してしまいました。

こんなシンボルマークがある老舗の食堂はめったに見かけることがないと思いませんか?

 

配色はオレンジ(色褪せてますが)・ブルー・グリーンの爽やかな色合いです。

こういったシンプルな図形による表現は、昭和のグラフィックらしくて私は大好きです。

あえてアルファベット表記なのもカワイイですね。

 

この無機物的なロゴマークにもかかわらず、なぜか深みを感じてしまうのは、このお店の歴史がにじみ出ているからなのでしょうか。