言葉のキャッチボールをするとき、あなたはどんなグローブを使っていますか?~マスターのままごと vol.6~

 

 

よく、言葉のキャッチボールという比喩表現を使います。

 

 

言葉を投げて、それを受け止めて、投げ返す。これは人間対人間におけるコミュニケーションの基本です。会話を台無しにするのも、楽しくするのも、真剣にするのも、キャッチボールがうまくできているのかにかかっています。

 

 

言葉をボールに例えるなら、自分自身の心はグローブに例えられます。心というものには、たくさんの感情がうごめいておりますから、現実のグローブとちがって常に変化しております。ふと、自分に問いを与えてください。

 

 

「今の私のグローブは、丈夫で大きい?」。

 

 

グローブの大きさは常に変化しますが、大きな器をもっている人はグローブの大きさをコントロールできていると思います。だからどんな変化球にも対応ができる。時には受け入れたくない言葉も、受け入れる度量が備わっていれば、それを糧にすることもできます。心が貧しいときは、相手の言葉を無視してしまいがちになります。「人間というのは弱い生き物だ」と定義してしまえばそれまでですが、自分が苦しいときでも幸福をばらまいている人間は、やっぱりかっこよくて強さを感じるものです。

 

 

「私は常に冷静で論理的だ」と思っていても、感情のビッグウェーブにはなかなか敵いません。だからこそ、常に平穏な湖の水面のような心を持つことが大切です。人間は、感情によって動いている生き物です。だからこそ、十人十色の感情と仲良しになって、心の波風をなくしましょう。

 

 

私は、ふと寂しくてたまらない夜に、パーキングエリアの「空」の文字が、空きの「空」ではなく、空しいの「空」に見えてしまいます。ああ、今少し心が弱っているなとそのとき感じます。逆に楽しい気持ちのときは、青空の「空」に見えます。雨の日でも雪の日でも、パーキングエリアから「空」が見えれば、青空をイメージしてうきうきしています。

 

パーキングエリアは心の鏡だと思って、いつも「空」を見つけたら、自分に問うのです。

「今の私のグローブは、丈夫で大きい?」。

 

 

人と会うときには、しっかりとキャッチボールがしたい。だからこそ、人と合わないときのグローブ選びやグローブ作りが大切です。これは無形のものであるため、気をつかうことを忘れてしまいがちですが、とても大切なことです。私のパーキングエリアではないですけれども、みなさんの周りにも、感情の変化で印象が変わるのが自分でわかるものって、わりとあるのではないでしょうか。

 

短い人生、できれば優しくありたいものです。

 

 

 

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