晴れた日は夜に虹を見る~マスターのままごと vol.17~

 

 

虹に出会う。

 

 

という偶然は、幸福を象徴する自然現象として、時にわれわれ人間を癒してくれます。

幸福な感情を湧き起こしてくれる嬉しい出会い、しかしながらいつも目にすることはできません。

 

 

一定の条件を満たしたときにしか現れないもの。

 

それは、雨上がりという自然現象の状態だけではなく、そのとき自分がちょうど空を見上げなければならないという状態も、整わなければ出会うことはできません。

まさに、偶然の産物。希少価値が生まれる所以です。

 

 

虹は、主に日中の時間に現れます。そのため、私たちは太陽がいる時間の虹にしかあまり会っていないと思います。

しかし、虹は夜にも生まれております。それは、ささやかに、しれっと、存在しているのです。

 

 

満月前後の明るい月のまわりにある光の輪を一度は見たことがあると思います。これは「月暈(つきがさ、げつうん)」や「光環」などと呼ばれる現象です。つまり、月が虹のような色を出しているのです。(月暈=雲のように白っぽく見える場合や虹のように色が分かれる場合がある/光環=月暈よりももっと小さい、虹色の環が見える)

 

 

また、なかなか見れるものではありませんが、「月虹(げっこう)」(ムーンボウ)と呼ばれる、月が生み出す虹のアーチがあります。月虹は、幻の虹とも言われており、見た人は幸せになれるといわれています。

 

一度お目にかかりたいものですね。

 

 

私がなぜ、さっきから夜の虹の話をしているのかというと、「暗闇の中には一筋の光どころではない美しさがある」、ということが言いたいからです。「物事はすべてつながっている」という考えを持つものですから、こういった現象があるのを知っていると、「人生にもそういうことがある」と思うのです。

 

 

「最も暗いのは夜明け前」

 

うまくいかない時期を励ますときに、素晴らしい効果を発揮する言葉ではありますが、私はどちらかといえば、

 

 

 

「夜の間に、虹が現れるかもしれない」

 

と言われたほうが、気持ちが上がりますね。

もがいている時期ってどうしても思い返すのもつらいことがあるけど、せっかくの自分の人生、苦しい時期も一瞬一瞬を楽しんでいたいものです。

だから、「耐えろ」という想いが込められた言葉より、「見つけろ」という想いが込められた言葉のほうが嬉しいです。

 

 

 

 

結果が出ていない暗い時期には、朝を待つのではなく、虹を探しに行きましょう。

 

虹が見れず、雨が止まないなら、濡れながら踊りましょう。きっと帰宅後のシャワーは最高です(笑)。

 

 

人生における無駄な思い込みをひとつずつ外していけば、四六時中前向きになれそうな気がします。

 

 

 

まずは朝昼夕夜の思い込みから、抜け出してみるのはいかがですか?

 

 

 

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