壁を恐れているんじゃない、壁がないことを恐れているのだ~マスターのままごと vol.24~

 

 

4月がいつの間にか終わり、早速気温は上昇し始めました。

これからあの夏がやってくることを、嬉しく思う人もいれば憂鬱に思う人もいるかと存じます。

 

 

そんな人生に対してよく、「壁」という言葉が比喩表現で使われております(日本人だけなのかな、もしかしたら外国の方も使っているかも)。それは、「立ちはだかる壁」、「壁を乗り越えろ!」、「壁を越えなくても回り道すればいいじゃないか」などの使い方が一般的で、意味としては、人生に立ちはだかる試練や困難と捉えていることでしょう。

 

 

この表現は確かにその通りです。しかし、ある部分は間違っております。

「壁」という存在に対しては、嫌ったり、敵に感じたりすることかと思いますが、実は「壁」というのは、人間になくてはならないものなのです。

 

よく、「壁」は自分で作り出しているといいますが、これはその通りで補足をつけるなら、自分が望んだから壁が現れてくれたのです。知らないあいだに現れたのではなく、あなたの意志が呼び込んだのです。

 

ではなぜ、嫌がったり、敵に感じたりするのに、自分で呼んでしまうのでしょうか。

それは、人間が前進し続ける生き物だということと、安心を求めていることが原因でしょう。

 

 

前者の原因の説明をします。

そもそも人間は、試練や困難は自分を成長させてくれると無意識にわかっているからこそ、自分勝手に居心地の悪いところに飛び込んでいく習慣があるという考え方です。おもしろいですよね、完全にマゾヒストです(笑)、壁を恐れるどころか自分からぶつかりに行っています。

 

次は、後者の原因の説明をします。

安心を求めるために壁を作る?

なぜでしょう。答えはひとつでございます。それは、何かに寄りかかりたいからです。寄りかかることによって得られるのは、背中を守られている安心感、壁に寄りかかることで保たれる重心の安定感、主にこの2つが得られます。

行列に並んでいたとして、立ちっぱなしで並んでいるよりも、何かに寄りかかって並んでいた方が疲れは少ないでしょう?

そう、私たちは実は、不安だからこそ「壁」を作っているのかもしれないのです。

 

 

つまり、「壁にあたった!!」ではなく、

「壁が必要だったからつくっちゃいました!!」みたいな感じなのである。

 

 

だから、壁にぶち当たって、苦しんでいる紳士淑女の皆様、恐れることはございません。壁を作ったのはあなたです。壊す方法も、飛び越す方法も、回り道する方法も、あなたの中に眠っているのです。

 

 

壁を壊しても、また作れますから。気兼ねなく、壁を乗り越えていってください。

 

 

以上、急ぎ足ですが、今回はここまで。

明日もまた、素晴らしい人生をお過ごしくださいませ。

 

 

 

 

 

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